一般廃棄物とは

一般廃棄物とは、産業廃棄物以外の廃棄物のことを言います。

 

主に家庭から排出される「生ごみ」や「粗大ごみ」、オフィスから排出される「紙くず」などが該当します。

一般廃棄物は、市町村がそれぞれの廃棄物処理計画に従い、収集・運搬し、処分するよう法律で定められています。

 

一般廃棄物になる時とならない時があるってホント?

同じ木材でも、ある時は一般廃棄物、ある時は産業廃棄物に区分されます。なぜそのようなことが起こるのでしょうか?

 

例えば、家庭で日曜大工を行い、それに伴って生じた「木くず」は一般廃棄物となります。

対して、木材製造工場で排出された「木くず」は産業廃棄物となります。

 

これは、同じ「木くず」でも木材製造工場から排出されたものは、防腐剤や防カビ剤などが塗布されているため、環境に悪影響を与える恐れがあるためです。

 

一般的には、家庭から排出される廃棄物は環境に悪影響を与える恐れの少ない「一般廃棄物」。工場や建設現場などから排出される廃棄物を「産業廃棄物」と考えて良いでしょう。

また、一般廃棄物を運搬する場合、産廃収集運搬業の許可を取得できませんのでご注意ください。

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